日曜日の谷川岳があまりに素晴らしかったので、お隣の白毛門に日を改めて登ってみることにしました…^^;
谷川岳と白毛門は峰続きなので、谷川岳馬蹄形を縦走できれば何倍も楽しむことができるのかもしれませんね!
2009年、雪山訓練を兼ねて年末の白毛門に登ったことがあるのですが、その時は低い鉛色の雲に阻まれ
展望を得ることはできませんでした。
今回は、見事に秋晴れをゲット 美しい紅葉と一ノ倉沢の荒々しい光景を目の当たりにしてきました。
実は、今月4日にも白毛門に登るべく登山口まで来ていながら、無常の雨であえなく退散した経緯があります。
何だか最近はこの界隈ばかりをウロウロしてますね〜〜
天気は現地に来るまで分からないのが上越国境の山々、
風もなく絶好の日和に恵まれた紅葉の白毛門は予想以上に素晴らしいものでした。
【コースタイム】
土合白毛門登山口07:40 → 松の木沢の頭09:55/10:00 → 白毛門山頂10:50/11:25 →
松の木沢の頭12:00/05 → 土合白毛門登山口13:30
朝5時過ぎに自宅を出発、7時半に駐車場に着いた時は平日にもかかわらず10台ほどの車が停まっていました。
皆さん早いですね〜
“いつかは谷川連峰馬蹄形を縦走”…そう言い続けて何年経つだろう!
この日もそれらしき大きなザックを背負った若者を見かけて羨ましく思いました。
体力勝負の縦走は、年々遠ざかっているような気がする
今日は標高差1000mの日帰りピストン…です。
白毛門の急登はいきなり始まり、それもかなりハードなもの、足下にはトクワカソウ(?)の葉が密集しています。
見あげればブナの緑が爽やかです。
ブナは間もなく黄葉の時を迎えます。
◆谷川岳
麓から徐々に彩り豊かになり、標高1200m付近が最盛期でした。
下手な言葉はいりません。ただただ美しい!!
飛行機雲が青空にクッキリと線を描きました。上空は相当に冷えているのでしょうね〜
ちょっとキツイけど気持ちのよい登山道が続きます。
岩々の鎖場を越えると松の木沢の頭も近い!
◆足場が悪い場所には鎖が設置されている
登山口から2時間15分、松の木沢の頭に到着。
◆松の木沢の頭
谷川岳と一の倉岳が圧倒的な迫力で迫ってくる。
◆谷川岳(左)と一の倉岳(右)
松の木沢の頭からの遠望は抜群で雪化粧した尾瀬の至仏山と三角錐の笠ヶ岳が印象的です。
◆尾瀬の至仏山と笠ヶ岳
さて、白毛門山頂まであと一息、とはいえ、近くに見えるけどなかなか手ごわそうな山頂…頑張りましょう!!
◆白毛門山頂
◆白毛門のシンボル「ジジ岩とババ岩」
ちなみに右の大きい方がババ岩で左がジジ岩だそうです。
なるほど、言われてみれば、鼻が大きいから確かに左側がお爺さんに見えますね^^
◆山頂近くのこの岩に名前はないのかしら…何となく鬼瓦のようにに見えなくもないけど、、、
◆しつこく谷川岳と一ノ倉岳
◆笠ヶ岳と朝日岳方面
登山口から3時間10分で白毛門に到着です。いやはや長かった〜〜
山頂から笠ヶ岳方面に少しだけ移動して大休止、ド迫力の展望に酔いしれ、シャッター押しまくりです^^;
茂倉岳付近は雪が残っていますね、朝、高速から見えた谷川岳も粉砂糖を振りかけたように白くなっていたのですが、
あっという間に解けてしまいました。
◆方位盤
この景色をしっかり目に焼き付けます。
名残惜しいけど下山しますね!
ますは、松の木沢の頭まで急斜面を慎重に下ります。
◆手前の紅葉の山が松の木沢の頭
◆ジジ岩ババ岩は見納め
松の木沢の頭から白毛門にサヨナラします。
◆鎖場は慎重に…
あとは、紅葉を楽しみながらひたすら下ります。
おや、朝より葉が色づいたみたい…^^
下りは山頂から約二時間でした。お疲れ様でした!
この橋を渡ったら駐車場はすぐそこです。