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憧れのロンドンへ 2012年1月4日〜9日 ?

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?からの続きです。



 1/6(金)   三日目 

今日は、ロンドンから西に約200km離れたストーンヘンジ(Stonehenge)へ行きます。
この日は日本語付きのツアーの催行日ではなかったため、地元GoldenToursの半日ツアーへの参加です。
集合場所はヴィクトリア駅近くのGoldenToursの事務所前、何の案内もないので(案内を確認できないまま)半信半疑で列に並びました。
バスに乗り込む直前にようやく予約をチェックしてもらえて一安心、ホッ!!

バスに乗る前にトイレを済ませたかったのですが、どこを探してもそれらしき場所は見つからず、
かといってトイレがあるヴィクトリア駅まで戻る時間はないので、ストーンヘンジに到着までの二時間
ひたすら“我慢”です。

二階建ての大型バスは様々な国の観光客で満席、車内はラジオの音楽が流れてているだけで、
無言のままいきなり出発、おぉ〜〜日本じゃありえん@@;

車は西へ西へ…広々とした牧草地の中をひた走ります。
波打つ緩やかな丘に群れる羊たち、イギリスの田園風景は北海道を思わせる素敵な風景です。
季節は冬なので、冬枯れの茶色の大地を想像していたのですが、牧草地は青々とした草の芽が育っていて緑一色でした。

トイレのことはすっかり忘れ、車窓の風景を楽しんでいると、二時間はあっという間で、
突然ストーンヘンジが目に飛び込んできました。

バスから下りて、思い思いに散策です。

【ストーンヘンジ】

横からだと円形になっているのが分かりにくいですね!


お昼近くですが、緯度が高いため影が長いですね〜


遠くで羊が牧草を食べているなど、のどかな風景がひろがります。

世界遺産「ストーンヘンジ」は何の目的で作られたのか未だに不明とのこと、何はともあれ、
お天気に恵まれよかったよかった!!

帰りのバスも、車窓の風景を楽しみながらなので飽きることはありませんでした。
冬だというのに高速道路沿いではエニシダのような黄色い花がずっと咲き誇っています。
じっくり見たいのでもっとゆっくり走ってと密かに願っていました。
が、願いも虚しく大型バスは高速ノンストップでひた走ります。


田舎からロンドンが近くなるにつれ、住宅の密度が高くなります。



それにしても、どこを切り取っても絵になる風景はさすがイギリスですね〜

午後 二時ごろにヴィクトリア駅まで戻ってきました。

 

【ナショナルギャラリー】

名だたる名画がひしめき合う美術館は、大混雑のナショナルギャラリー、この日は日本語のフロアーガイドが売り切れでした。

ま、それほど絵画に関心があるわけではないので、モネ、ゴッホ、ダ・ヴィンチなどを鑑賞してきました。

 【ナショナルギャラリー前の広場】

このあと、イタリアンレストランで夕食をとり、リージェンツ・パークまで行き、周辺のお店でショッピングしながらホテルまで歩いて帰りました。

 

1/7(土)   四日目

今日は早起きしてコッツウォルズにいきます。
マイバス主催の「コッツウォルズの4つの村をめぐるツアー」日本人のガイドさんが付きます。
このガイドさんは英国に渡って20年余りとのことですが、英国の歴史、風土から日常生活にいたるまで知識豊富で、
よどみのない説明は歴史映画の解説を聞いているようで、ただただ感心するばかりでした。

コッツウォルズ地方はロンドンから約二時間ほど、大小100余り村が点在する美しい場所です。
面積は100km×150kmほど、はちみつ色の石がで作られた家々はまるでお伽話に出てきそうです。
数ある村の中でこのツアーは青いマルで囲んだ4つの村を北から順に訪ねます。



残念だったのは、世界遺産の「ブレナム宮殿」が冬季閉鎖中で見学できなかったこと。


ブレナム宮殿(BLENHELM PALACE)

バスの中から門構えだけ写真に収めてきました。



コッツウォールズの最初の村「モートン・イン・マーシュ」に着きました。

【モートン・イン・マーシュ】

 
日本でもおなじみのツタバウンランが咲いていました。




民家の玄関に飾られた腰の高さまである大きなテラコッタが素敵です。


これはエリカかな…

う〜〜ん、モートン・イン・マーシュはちょっとイメージ違ったかな…もっと田舎の風景を想像していました。。。

二番目に訪れた村は、ストウ・オン・ザ・ウォルド 

【ストウ・オン・ザ・ウォルド】

【セント・ジェイムズ教会】


羊毛商人の寄付によって建てられたイギリス後期のゴシック様式の教会だそうです。 



石垣に生えた苔が美しい


そして、三番目に訪れた村は「リトル・ベニス」と呼ばれている一番人気の村、ボートン・オン・ザ・ウォーターです。 

【ボートン・オン・ザ・ウォーター】

 

 
    


こちらは「モデル・ビレッジ」で、実物の9分の1サイズで再現されたボートン・オン・ザ・ウォーターの町並み。

使われている石は本物で、植えられた木々も盆栽のように小さく仕立てられて実によく手入れされています。
ここまで忠実だと不思議な錯覚にとらわれます。

【Bourton-on-the-Water (モデル・ビレッジ)】 ↓

石の瓦も見事に再現されていて、「あぁ、この建物はあそこね!!」ってすぐに分かります。

大きさはこんな感じです。↓




さて、これからは本物です。



夏の最盛期なら人通りが絶えないという水路沿いの遊歩道ですが、今はとっても静かです。



ハンギングバスケットに植えられたパンジーは冬でも元気。

パンジーのほか、幾種類もの蔦やツルニチニチソウをさりげなく配したバスケットが石造りの壁に映えますね!!


水路には、200年以上前に作られた石橋が何本も架かっています。



地震のないイギリスではこんなに高い石塀でも倒れたりしないのでしょうね〜

最後は、坂の村バーフォードです。

【バーフォード】

この教会の名前はえ〜〜と…忘れました。。。↓



さて、夕暮れも近い午後三時、ツアー最後のお楽しみは「マーメード」というカフェでマフィンと紅茶でイギリス式ティーを頂きます。



暖かい紅茶とマフィンは思ったより美味しく何杯もおかわりしました。


帰りのバスは、土曜日だというのに渋滞もなくスムーズにロンドンに到着!早くに帰還できたので、
当日券でミュージカルを観ることに決定で〜す。



何を観ようかな…
ストーリーや音楽に馴染みがある「マンマ・ミーヤ」がいいかな?!!



格安ショップに行ってみるも「マンマ・ミーア」は売り切れとのこと。
(ショップに並んだのはもちろん娘です^^;)
正規料金一人67ポンドなら有りですが、あれこれ考え、なかなか決心がつきません。
でも、ここははるばるやって来たロンドンです。諦めたらきっと後悔するに違いない…
と、思い切って清水の舞台から飛び降りました(ちょっと大げさ^^;)
お陰様でなかなか良い席を確保できました。

最初に見た「CHICAGO」があまりにも迫力がありエネルギッシュで見応え十分だったことに比較すると、
やや落ちますが、
ソフィ役の娘も可愛かったし、母親のドナと友人の二人はとても息が合っていて面白かったです。
ABBAのヒット曲が次々に登場するので、十分に楽しむことができ、ステージと観客との一体感に圧倒されました。

う〜〜ん、やっぱり観てよかった

 

土曜日の夜、ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)の「エロスの像」は待ち合わせの若者でいっぱいです。


日本でいえば、渋谷の「ハチ公前」といった場所でしょうか?

 

 
クリスマスイルミネーションは、どうやら昨日でお終いのようですね!!
片付けはまだですが点灯されていませんでした。



さて、長い一日が終わり、いよいよ明日は最終日となりました。
 

1/8(日)  5日目

 

いよいよ、今日の夜の便で帰ります。

最終日、どこを回ろうか…?地図を広げ、コベント・ガーデン(Covent Garden)に行くことに決めました。

かさばる一眼はスーツケースにしまいホテルで預かっていただくことにして、身軽なコンデジで出かけました。

まず、最初に行ってみたのが、ロイヤルオペラハウス

 

生前、パヴァロッティがインタビュー番組の中で「次はコベント・ガーデンで…」と答えていましたが、
オペラ界でコベント・ガーデンといえば、このロイヤルオペラハウスのことを指すのですね〜

バレエの 吉田都さんもここで活躍されていたとか…
NHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」だったかな…引退公演までの3か月を追った壮絶なプロ魂
DVD持っているからもう一回観てみようかな…

外観だけでも素敵です。


次は、コートールド・ギャラリーに行ってみます。
確か、サマセット・ハウス内にあるとか…

が…サマセット・ハウスはスケートリンクになっていてGalleryらしき建物が見つかりません。


【サマセット・ハウス中庭のスケートリンク】

周辺をウロウロ、、、、そして、やっと見つかりました。

なんと、サマセットハウスに入ってすぐ右手にありました。
もっと大きな門構えを想像していたのでつい見逃していたようです。

コートールド・ギャラリーはそれほど大きな美術館ではありませんが、ゴッホ、ピカソ、モネ、マネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、セザンヌなど有名な絵がズラリと並び
絵にあまり関心のない私でも興味をそそられます。
しかも、ゆったり静かに鑑賞できるので、とても優雅な気分に浸ることできます。

【コートールド・ギャラリー】

コートールド美術館は絵画好きにはたまらないでしょうね〜こんなすごい絵画を混雑なく鑑賞できることに
驚きを隠せませんでした!!

 

コベント・ガーデンはアップルマーケット、ジュビリーマーケットなどの古びた小さな出店がひしめきあう面白い場所です。

オードリー・ヘプバーンの「マイフェア・レデイ」の舞台となった場所では…

美人歌手が、オペラ「蝶々夫人」のアリアを歌っていました。


たまたま目にしたこの方は、Seijya-Knight という歌手で、
ワールドカップの舞台で国歌をうたったことある実力派の歌手だったようです。
CD売っていたので買っておけばよかった、残念…

そんなこんなで、後ろ髪を引かれながら駅に向かっていると、今度はストリートパフォーマンスがズラリ。

 

 

いつまで見ていても飽きない面白い街です。

その後、ナイツ・ブリッジ(Knights Bridge)に移動、ハロッズで買い物をしてホテルに戻り、空港へと向かいました。

お世話になった ランガム・ホテル(Langham Hotel)

あっという間に終わってしまったイギリスの旅、バースに行けなかったのが心残りだし、コッツウォルズも他の村も巡ってみたかった…
ロンドンの街ももっともっと見学したかったな!!

娘よ、また連れていってね^^




 


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